RC打ちっぱなしのビル
久々の更新です。
3月は川西にあるビルの改修工事を手がけました。
かねやま美装は外壁 屋根等の外部主要部と内部の塗装を請け負いました。
ひび割れ等も少なめで比較的状態は良かったのですが、
このビルはコンクリート素地そのままの仕上である、
いわゆるRC(鉄筋コンクリート)うちっぱなしのビルなのです。
独特の意匠から人気の高いRC打ちっぱなしですが。
改修に当たってはコンクリートの状態がもろに影響する中々手ごわい仕様です。
塗装してある、もしくは塗装が前提の仕上げなら下地調整は不陸直し、ひび割れ埋め等実質的なことに、
集中すればいいのですが、このケースでは下地調整の段階で、質感も現状のコンクリートに合わせなければ
いけないのです。
正直、この仕様は始めて挑戦です。
普通セメントに白セメントを加えて、コンクリートの色合いを再現していくのですが、この調合が一苦労。
はかりとにらめっこしながら、半日ほどかけて、納得行く色合いにする事が出来ました。
普段、色を塗って仕上げる仕様がほとんどなので
色をつけないむずかしさを、実感した仕事でした。 勉強になりました。
あー、疲れたっ!
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